電子レンジの中に置き忘れた小皿が、私の本音を先に見つけていた話
連休明けの朝、電子レンジの中に残された小皿問題
① 開けた瞬間、昨日の私と目が合いました
今朝、電子レンジを開けた瞬間、小さなため息が出ました。
中にあったのは、昨日温めたはずの小皿でした。
食べ忘れたおかずです。
しかも、特別な料理ではありません。
少しだけ残った副菜です。
たぶん、あとで食べようと思って温めたのです。
でも、私はそのまま忘れました。
電子レンジの扉を閉めた瞬間に、記憶まで閉めてしまったみたいでした。
連休明けの体は、思っているよりも正直です。
仕事に行かなきゃ。
洗濯しなきゃ。
返信しなきゃ。
日焼け止め塗らなきゃ。
ちゃんとしなきゃ。
そうやって頭の中では次々に予定を並べているのに、電子レンジの中だけが昨日のまま止まっていました。
5月8日。
立夏を過ぎて、暦の上ではもう夏です。
新茶の香りが似合うころなのに、私の部屋には少し疲れた生活感が残っていました。
初夏の風がカーテンを揺らしているのに、電子レンジの中だけが小さな冬眠をしていたのです。
このテーマ、たぶん誰もブログにしません。
でも、こういう小さな置き忘れにこそ、女の本音は出る気がします。
② 置き忘れたのは小皿ではなく、休むタイミングでした
電子レンジの小皿を見つけたとき、最初に思ったのは「もったいない」でした。
次に思ったのは「私、何してるんだろう」でした。
そして最後に来たのが、「ああ、疲れてたんだな」でした。
大人になると、疲れたことに気づくのが遅くなります。
眠い。
だるい。
気分が乗らない。
でも、それをすぐ疲れとは呼びません。
天気のせい。
連休明けだから。
寝不足だから。
年齢のせい。
そうやって別の名前をつけて、なんとか今日を始めようとします。
でも、電子レンジの中の小皿は言い訳しません。
ただ、そこにあります。
忘れられたまま、じっと待っています。
その姿が、なんだか自分に似ていました。
私もたまに、自分の気持ちを後回しにします。
あとで休もう。
あとで泣こう。
あとで考えよう。
あとで自分を大切にしよう。
そう言って、結局その「あとで」は来ないままです。
電子レンジの中の小皿は、私が置き去りにした休憩そのものでした。
◆>>MILCLEAR WASH(ミルクリアウォッシュ)ホワイトニング・口臭予防のマウスウォッシュ③ ちゃんとした暮らしより、戻ってこられる暮らしがいいです
SNSを見ると、初夏の暮らしはとてもきれいです。
白い皿。
透明なグラス。
新茶。
朝の光。
整ったキッチン。
でも、現実の私の朝は、電子レンジの中の小皿から始まります。
それでもいいと思いました。
完璧な暮らしより、戻ってこられる暮らしのほうが大事です。
忘れても、気づけばいいです。
乱れても、戻せばいいです。
小皿を洗うだけで、生活は少しだけ再起動します。
大げさなリセットはいりません。
旅行も、断捨離も、朝活も、立派な目標もいりません。
電子レンジを開ける。
小皿を出す。
水で流す。
スポンジで洗う。
それだけで、昨日の自分に「おつかれさま」と言える気がしました。
令和の女性は、強く見えるほど、実は細かいところで踏ん張っています。
誰かに見せるほどではない疲れ。
言葉にするほどではない寂しさ。
でも確かに積もっている小さな重さ。
それが、電子レンジの中に現れる日があります。
◆>>更年期のストレス・疲労・睡眠に!GABA機能性サプリ【ベルタエクリズム】④ でも本当に置き忘れていたのは、私ではありませんでした
その日の夜、私はもう一度電子レンジを開けました。
今度は忘れないようにと思って、温めたものをすぐ取り出しました。
すると、ふと気づきました。
朝見つけた小皿。
あれは、私が昨日入れたものではありませんでした。
よく考えたら、昨日の夜、私は電子レンジを使っていなかったのです。
では、誰が入れたのか。
答えは、数日前の私でした。
連休中、夜中に少しだけお腹が空いて、温めて、そのまま忘れていました。
つまり私は、昨日の私どころか、数日前の私からずっと呼ばれていたのです。
少し怖くなりました。
でも、同時に笑ってしまいました。
私は自分が思っている以上に、自分を放置する才能があるみたいです。
そして、もっと驚いたことがありました。
小皿を洗おうとしたら、皿の下に小さなメモが貼りついていました。
買い物リストの切れ端でした。
そこには、自分の字でこう書いてありました。
「新茶を買う。ちゃんと休む。」
忘れていたのは、おかずではありませんでした。
私は、自分を休ませる約束まで電子レンジに閉じ込めていたのです。
なんだか、少し泣きそうになりました。
その夜、私はコンビニではなく、少し遠回りしてスーパーに寄りました。
新茶を買いました。
帰って、湯呑みに注ぎました。
部屋には、初夏の青い香りがふわっと広がりました。
電子レンジの中は空っぽです。
でも、心の中には小さな余白が戻ってきました。
たぶん暮らしは、劇的に変えなくていいのです。
忘れた小皿を見つけるくらいの小さな事件で、自分に帰れる日があります。
連休明けの私たちは、まだ少しぼんやりしています。
それでも大丈夫です。
電子レンジの扉を開けるみたいに、今日の自分をそっと開けてみればいいのです。
中に何か残っていたら、責めずに取り出せばいいです。
それは失敗ではありません。
あなたが、ちゃんと生きていた証拠です。
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