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抹茶ラブはどこで買える?コンビニを三軒歩いて気づいた、振って楽しむ小さなご褒美

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朝八時十三分、駅前のコンビニで私は、緑色のボトルを勝ち誇ったようにレジへ運んだ。

見つけた。やっと見つけた。今日の私は、探しものができる女だ。

ところが店を出て袋から取り出してみると、それは抹茶ではなく、青汁だった。

恋と飲み物は、緑色というだけで決めてはいけない。

歩道の端でボトルを見つめながら、私は朝から少しだけ人生を学んだ。しかも青汁は何も悪くない。悪いのは、見つけた喜びに急かされて商品名を読まなかった私である。

このところ気になっていたのは、伊藤園の「matcha LOVE(抹茶ラブ)」。キャップに入った抹茶を水へ落とし、振って仕上げる商品があると知ってから、私の頭の片隅には小さな緑色の旗が立っていた。

飲み物を一本探しているだけなのに、なぜこんなに気になるのだろう。

たぶん私は、抹茶そのものだけでなく、「日常がほんの少し楽しくなる仕掛け」に弱いのだ。

作家を目指しながら一人で暮らし、婚活もしていると、毎日は案外、地味な判断の連続になる。原稿を書くか、洗濯物をたたむか。婚活アプリの返信をするか、先にお風呂へ入るか。冷蔵庫の卵を使い切るか、見なかったことにするか。

そんな生活の中で、キャップを開けて振ると透明な水が鮮やかな緑へ変わる飲み物は、ちょっとした事件に見えた。

目次

抹茶を探していたはずが、見つけたのは私の小さな本音だった

抹茶ラブと女性

緑色の棚で、私だけが軽く空回りした

青汁を買った翌日、私は別のコンビニへ寄った。

飲料棚を上から下まで見て、常温の棚も見て、レジ横の新商品コーナーまで確認する。探偵ならもう少し周囲に溶け込むと思うが、私は完全に「何かを失くした人」の動きだった。

「抹茶ラブって、ありますか?」

店員さんに尋ねると、端末を確認しながら丁寧に探してくれた。でも、その店舗には見当たらなかった。

「そうですか。大丈夫です」

私は余裕のある大人の声で答えたものの、心の中では抹茶の粉ほど細かく落ち込んでいた。

欲しいけれど、飲み物一本のために何軒も回るのは少し大げさな気がする。通販なら探しやすいけれど、送料を見た瞬間に「私は抹茶を買うのか、段ボールを買うのか」と家計簿が騒ぎ出す。

この矛盾は、私にとって妙になじみ深い。

婚活でも、会いたい人には会いたい。でも、追いかけすぎている自分は見せたくない。商品探しでも、欲しい。でも、欲しがっている顔はしたくない。

誰も見ていないのに、私は自分に対してまで少し格好をつけていた。

飲食業界で働いていた頃、新メニューについて何度も質問してから「今日はやめておきます」と帰るお客様がいた。昔の私は、迷っているのだと思っていた。

今なら分かる。あれは、欲しい気持ちと慎重さが同じ椅子に座っていただけだ。

私も同じだった。抹茶ラブが欲しいのに、一本の飲み物へ夢中になる自分を、少し子どもっぽいと思っていたのである。

けれど、大人になるほど、楽しみは予定表の外へ追い出されやすい。だったら、飲料棚の前でわくわくするくらい、許してもいいのかもしれない。

キャップの中に、作りたての時間が入っていた

「matcha LOVE」は、伊藤園グループが2013年から北米で展開してきた、アメリカ生まれの抹茶ブランドだ。

2026年には「世界が愛した、自由なmatcha。」という考え方でリブランディングされ、抹茶を特別な作法だけに閉じ込めず、果物やアーモンド、ココナッツなどと組み合わせて気軽に楽しむラインアップが広がった。伊藤園の発表

私が最初に気になった定番の「matcha LOVE PET 190ml」は、キャップ部分に国産抹茶が入った無糖の体験型飲料。

原材料は水と日本産抹茶で、100ml当たり0kcalと案内されている。希望小売価格は税別250円だ。伊藤園の商品情報

飲む直前にキャップを開け、粉を水へ落として振る。

この「自分で完成させる」というひと手間が、私には面白かった。

便利さだけを考えれば、開けてすぐ飲めるお茶のほうが早い。けれど抹茶ラブには、透明だった水が緑へ変わる短い時間がある。

たった数秒なのに、飲み物を買っただけではなく、自分の休憩を自分で始めた感じがする。

味については、甘い抹茶ラテを想像すると驚く人もいそうだ。無糖タイプは、ミルクや砂糖の甘さで包んだデザート系ではなく、抹茶の香りやほろ苦さをそのまま楽しみたい人向きだと思う。

反対に、甘くまろやかな抹茶が好きなら、同じブランドのラテ系を選ぶほうが気分に合いやすい。

2026年に全国発売されたシリーズには、苺の甘酸っぱい香りを重ねた「抹茶ベリーベリーラテ」、香ばしく軽やかな「抹茶アーモンドラテ」、ココナッツ風味とゼリーの食感を楽しむ「抹茶パンナコッタ」がある。

家で水などに溶かす粉末タイプの「抹茶クラウドココナッツ」「抹茶レモネード」、お湯でも水でも作れる「抹茶ラテCUP」も登場した。matcha LOVEブランドサイト

抹茶に苺やココナッツと聞くと、茶室の掛け軸が一瞬だけざわつきそうである。

でも、その自由さこそが魅力なのだと思う。

伝統を大切にすることと、気軽に楽しむことは、けんかをしなくてもいい。きちんと点てた一服が似合う日もあれば、仕事の途中にボトルを振りたい日もある。

私たちだって同じだ。丁寧に暮らせる日もあれば、洗ったタオルをソファの上から直接使う日もある。どちらも、だいたい私である。


コンビニ三軒より、先に見ればよかった場所

では、抹茶ラブはどこで買えるのか。

調べて分かったのは、「全国販売」と「すべての店に並ぶ」は同じ意味ではない、ということだった。

まず、最も確かめやすいのは、伊藤園の公式サイトにあるmatcha LOVE取扱店舗検索

現在地や地域から、ブランドの取扱店候補を探せる。検索結果は在庫の保証ではないため、遠くの店舗へ行くなら電話で確認しておくと安心だ。

購入先の考え方を、私は次のように整理した。

探す場所現在確認できたこと探すときの注意
セブン‐イレブン「matcha LOVE 抹茶ラテCUP」が公式商品ページに掲載され、販売地域は全国店舗により取扱い・発売時期・在庫が異なる
そのほかのコンビニ店舗ごとの飲料棚や新商品棚に入る可能性はあるファミリーマート、ローソンなど全店共通の常設商品とは確認できないため、店頭または店舗へ確認
スーパー・ドラッグストアなど伊藤園の取扱店舗検索で近隣候補を探せるブランド取扱店でも、欲しい種類があるとは限らない
ネット通販楽天市場などで無糖PETやラテ系の出品を確認できる送料、ケース単位、賞味期限、販売元、最新在庫を注文前に確認

セブン‐イレブンの公式サイトでは、「matcha LOVE 抹茶ラテCUP 1P」が税込216円、販売地域は全国として掲載されている。

ただし同ページにも、店舗によって取扱いがない場合や、販売終了の場合があると明記されている。セブン‐イレブンの商品情報

つまり、コンビニで買える可能性はある。でも「近所のどのコンビニにも必ずある」とは言えない。

私はここで、朝の自分へ静かに言いたくなった。

「三軒歩く前に、検索しよう」

散歩になったので健康面では完全な敗北ではない。ただし、二軒目で買ったカフェラテと三軒目で買ったお菓子を考えると、家計面では軽く負けている。

ネット通販は、近所で見つからないときや、気に入った商品をまとめて買いたいときに便利だ。

実際、楽天市場では無糖の190mlタイプや、抹茶アーモンドラテ、抹茶パンナコッタなど複数商品の販売ページが確認できる。楽天市場の検索結果

ただし一本だけ試したい人に、いきなり一ケースは多い。

無糖の抹茶味が好みか分からない人、カフェインを控えている人、甘いラテを期待している人も、最初からまとめ買いせず、原材料・栄養表示・容量を確認して一つ試すほうが安心だと思う。

価格や在庫も動くので、この記事の数字は目安にして、購入時の表示を見てほしい。

そして「抹茶ラブ」という名前で探すときは、ブランド全体と個別商品を分けて考えると見つけやすい。

甘くない体験型PETが欲しいのか、抹茶ラテCUPが欲しいのか、アーモンドラテのようなフレーバー商品が欲しいのか。

店員さんへ尋ねる場合も、商品名や容量、できれば公式ページの画像を見せると話が早い。

これは婚活の希望条件より、ずっと具体的である。

振っていたのはボトルではなく、固くなった一日だった

ようやく見つけた一本を、私は午後の机の上に置いた。

原稿が進まず、スマートフォンだけがよく働いていた日だった。検索履歴には「集中力 戻す」「やる気 午後」「簡単 夕飯」が並び、私の生活が三行で要約されている。

キャップをひねる。中の抹茶が落ちる。ボトルを振ると、水の色が少しずつ変わっていく。

劇的なことは何も起きない。

原稿が勝手に完成するわけでも、婚活アプリに運命の人が現れるわけでもない。飲み物は人生を代わりに片づけてくれない。

それでも、私は少し機嫌がよくなった。

必要だったのは、立派なご褒美ではなく、自分のために「これを試したい」と思った気持ちを、雑に扱わないことだったのかもしれない。

大人になると、役に立つものにはお金を使えても、ただ楽しいものには理由を求めてしまう。

美容なら成分、服なら着回し、食べ物なら栄養。もちろん大切だけれど、ときには「振ると色が変わって面白そう」だけでも、十分な理由なのだと思う。

抹茶ラブの魅力は、国産抹茶や味の選択肢だけではない。抹茶を、かしこまった特別な時間から、忙しい午後の小さな遊びへ連れてきてくれるところにある。

無糖で抹茶そのものを味わいたい日も、甘いフレーバーで気持ちをゆるめたい日もある。その日の自分に合わせて選べる自由さは、完璧に整っていない私の暮らしによく似合う。

夕方、朝に間違えて買った青汁も冷蔵庫から出した。

こちらはこちらで、ちゃんと飲む。失敗をなかったことにせず、栄養に変えようとするあたりが、私のささやかな成長である。

机の上には、緑色のボトルが二本。

片方は勘違いで、片方は探して選んだもの。でも、どちらも今日の私が持ち帰った。

完璧ではない一日は、振ったからといって急に美しくはならない。それでも、小さな楽しみを一つ混ぜれば、昨日より少しだけ好きな色になる。

あなたなら今日は、どんな一杯を自分のために選びますか。


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